鎌倉キネマ堂
たまには、面白いお店を紹介しましょう。
場所は少々遠くなりますが、鎌倉まで足を延ばしてください。
この時期、鎌倉で食べたくなるのは「しらす」じゃありませんか。そんな新鮮で安価な「生しらす丼」を楽めるお店の紹介です。
さらに、しらすを肴に一杯飲みたくなりますでしょ。その味わいは「しらす酒」どうですか?
「しらす酒?」新鮮な生しらすを 素干しした「たたみいわし」を炙って熱燗の中に入れるのです。ほんのりと焦げた香りが広がって、ヒレ
酒を飲んでる感覚です。これが、旨いのです。
さて、こんな店が鎌倉のどこにあるのか。本日、このブログを読んだ方は、得しましたね。
鎌倉駅を降りたら、鶴岡八幡宮につながっている参道の若宮大路(わかみやおおじ)に出て下さい。大きな通りに鳩サブレの豊島屋さんがあります。
その横の路地に入るとひっそりとした、昭和の声が聞こえるレトロな店構えが目に留まります。鎌倉キネマ堂です。
入り口に名物の生シラス丼の立て看板がありますから、分かると思います。
ただ、入り口が食べ物屋さんとは思えませんから、昔の映画館か?と思えたら正解です。
店内には、戦後日本映画黄金時代の懐かしい映画スターの本やグッズ、ポスター、ビデオ、レコードが所狭しと並んでいます。
その品々も、売り物ですから、ご自由に購入してください。
昔懐かしい映画と石原裕次郎を肴に、「生しらす丼」と「しらす酒」でタイムスリップして下さい。
そうだ、小津安二郎監督が愛した日本酒「ダイヤ菊」一合¥550で喉を潤すのも粋なものですよ。
それでは、秋のひと時鎌倉散策の旅は、これまで…。
こんにちは。やっと秋めいてきましたね。
日本酒好きには、たまらない季節がやってまいりました。
「しらす酒」ですか、家でもやってみたくなりました。
ところで、実は「ダイヤ菊」は気になるお酒です。
コンビニやスーパーが似合う酒、ダイヤ菊の生貯蔵酒300ml=500円。これも好きです。
ですが、なんといってもワンカップ=旅の友といったら、ダイヤ菊がイケると思います。
(ちなみに、熱燗といったら「高清水」ですかね)
そういえば、酒を飲まない後輩が、日本酒を飲むようになったきっかけが、
ドライブで行った信州で、たまたま父親へと買った土産、
ダイヤ菊の吟醸生原酒「しんすみさけ」だそうです。
それにしても、海のしらすに、山の酒ですか。いいですね。
小津監督だったら、こんなコラボにどんな映像を思い浮かべるのでしょうね。