>自動翻訳機能について

いざ「鎌倉へ!」

  

壇 一雄は、若いころ床屋に行き、ふと京都の祇園に行きたくなり、そのままドテラ姿で汽車に乗ってしまいました。もちろん家族には何も告げずに!

“ふと鎌倉へ”目的地は、鎌倉駅東口小町通りをまっすぐ、古本屋の先を左折。鎌倉市「鏑木 清方(かぶらき きよかた)記念美術館」。

以前より、行って見たかったがちょっと遠方。しかし東京駅から快速で57分、よし!
もちろんドテラ姿ではなく、カジュアルな服装で、寒さも安らぎほんのり温かい。
絶好の美術館デー。

今回の見どころは「樋口一葉」の、「にごりえ」「たけくらべ」から挿絵の展示です。
挿絵をまじかに見ることも中々できませんので、満足の2時間。

帰り道、右側に「手打ち釜揚げうどん みよし」の看板。
看板の下には、十四代・田酒・大那・貴・の写真、誘われるままに路地に入ると、カウンターだけの狭い店。
しかし清潔感はあり、即座に酒の種類に目を点じる。あるぞ!現物確認。

早速、天釜鶏汁うどん野菜天ぷらセット&十四代の無ろ過生を1合注文。
天ぷらが揚がる前に、なみなみ注いでくれたガラス器。
一口飲んで、美味い!いつ飲んでも裏切らない。

天ぷらが揃ったら、もう酒もなくなり、二杯目注文。同じく十四代の「龍の落とし子」サイズを揃えて揚げた天ぷらは、若筍・カボチャ・ナスにおや?見慣れた姿、もしや?
愛想の良い女性店員に質問、返事は「サキイカの天ぷらです」う~ん納得。

ほろ酔い加減で、駅前の豊島屋にて名物「きざはし」を購入。

壇 一雄は晩年「ちょっとヨーロッパに」と言いだし、奥さんが「どの位ですか」と聞き、「三ケ月」と返事。こんな調子で、1年半も帰ってこなかったそうです。
本日はぶらり半日壇 一雄の心境でした。
岩手県 高橋酒造店 「堀の井」純米大吟醸無ろ過原酒を飲みながら、家族にとって、この父親は本当に迷惑な存在だったと思いました。

ね~壇 ふみさん。


この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)