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獅子の里 鮮 ( 光秀 )

  

200319

西の坊のあるじ行祐が、茶に添えて清々しい青笹に包んだチマキを出すと、しきりに何か考えふけっていた光秀は、そのチマキを取り上げて笹もむかずに口に入れた。
山岡荘八氏著 織田信長(5)本能寺の変 愛宕山参籠より。
1987年10月8日第1刷発行

光秀が、苦吟のうちに、粽の皮を剥かずに口へ入れたとか、—中略—いかにも真しやかではあるが、これらも乱後の噂にすぎまい。一日にして天下の相貌を一変させた大乱であったから、あとの噂は真偽も紛々と一しきり巷雀を賑わしたにちがいない。
吉川英二著 新書太閤記(7)みじか夜より
1990年7月11日第1刷発行

“信長公記”では、27日愛宕山へ参籠、二度も三度もおみくじを引き、翌28日には連歌の会を催した。とあり、“ちまき”の記述はありません。
大田牛一著 現代語約 中川太古氏

側近が残した、伝記に異論は毛頭ありませんが、吉川英二氏は、“ちまき”の逸話は、否定しております。NHKがどちらの説を用いるか大変興味があります。

夏酒として発売されていましたが、昨年の12月にテレビで紹介されたらしく、品切れが続き、やっと、手もとに届きました。私の見解ですが“日本酒”としてではなく、別の飲み物として楽しめるお酒でした。決して、不味いわけではなく、私の口にはあいません。
“ちまき”ではなく“桜餅”と合わせて如何?

石川県 松浦酒造(有) 獅子の里 鮮
精米歩合60% アルコール分13度
720ml 1、900円(税別)


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