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AKABU 極上の斬(ごくじょうのきれ)純米大吟醸

  

この間、徒然なるままに勝手な事を書きながら日々の時間を送ってきた。「いつ、どこで、誰が読んでいるのか」そんな思いを心に抱きながら、書き連ねて来たのではあるが、はて、どれだけ人の心に届いたのか。

本来酒について書くことが目的なのに、全くつまらん事を書いて来たのは「反省の極」である。

そんな中、今年も後数日で終わりとなるので最後の数稿ぐらい「酒」について語りたいと思いAKABU 極上の斬(ごくじょうのきれ)純米大吟醸を紹介するとした。

酒瓶の裏には次の言葉が書かれている。

「若き杜氏『古舘龍之介』を中心に志ある社員が魂を込めて醸した日本酒です。目指すものは妥協せず仕込みをひとつひとつ大切に日々進化する酒造りです。岩手最高酒米『結の香』を三割五分まで磨き超低温発酵でゆっくり醸しました」

と書かれている。一升瓶で一万越え高級酒である。そんな酒を年の最後に口にすることができた。

「もちろん、本の少しですよ」と書かないと「お前、金持ちだな」と誤解を受けかねないので強調したいのだが、少しだけ飲むことができた。

「旨かったな」香り、そして口の中で広がる旨さ、爽やかな喉越し「あ~、いい酒だ」と喜びを感じた。

酒を飲むものは、この一献の極に思いを込めて味わう必要があると常に感じている。人によっては狂い酒となる者もいるが、しかし、大半の人たちはこの一献の雫の中から人々のつながりを感じ、造り手の芸術的作品を味わう訳である。その味に、金銭を払い、そして感動を抱くのである。

年末、飲む回数は増えたのだが、決して後先分からなくなるような体たらくな行動は慎み、美酒への感謝を贈りたいと思っている。

来年も更なる一杯を夢見てクリスマスに祈りたい。そして「乾杯」である。


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