十四代 荒走り 上諸白
さて、本日は「十四代」の紹介をしたい。日本のトップクラスで君臨する山形県の酒蔵高木酒造。
高木顕統(あきつな)氏が醸した「十四代」。その香りと旨味のバランスは、一言ではいい表せない喉元の感覚に唸りをあげる。そんな有名な酒蔵の十五代目蔵元として「高木辰五郎」を襲名した。
当主の名を襲名したその歴史に恥じない素晴らしい酒を造り続けている。さらには、今年の出荷から純米吟醸や本醸造などの表示は使わなくなった。
常に発展が止まらない。
今では、酒屋での購入は非常に困難である。であるから、ネットでは高値が付き、到底庶民の手が届かない酒となってしまった。しかし、これは蔵元が悪い訳ではないネットで高額な金額を付けて販売する輩に問題があることは書くまでもない。
そんな中、本来の販売価格を紹介しておく。「龍の落とし子」4,631円、「酒未来」5,057円、「本丸」2,860円となる。当然一升瓶での金額だ。
分かる通り、飲み屋の1合が1,800円や2,000円で「本丸」を売っている店は信用し難い思いになる。
だが、十四代の素晴らしさは上記の種類だけではない。兵庫県の特A地区で生産された山田錦そして愛山を使った酒も少々高いが金額を披露したい。dancyuから調べたのでほぼ間違いがないと思う。
「七垂二十貫」8,800円、「龍泉白雲去来」16,500円、「龍泉」22,000円、「龍月」11,000円、「双虹」は11,000円となる。こちらは四合瓶での金額。
ちなみに「七垂二十貫」と「双虹」は舐めたことがあるが「龍泉白雲去来」、「龍泉」、「龍月」は未だ口にしたことがない。口にしたことがないと言うより飲める場所が見つからない。
そんな高木酒造も総勢32名の大所帯、製造量は約2500石。全国には53軒の特約店で酒を扱っている。大学で醸造学を学んだ高木辰五郎氏ではあったが、並大抵の努力ではここまで到達しない。ここまで発展を遂げたのは只々「旨い酒を造りたい」その信念だと思う。
決して奢ることの無いその信念と味が、全国で待ち続ける愛飲家の心に突き刺さるものだと実感している。
「旨い酒を今年も願ってやまない」。
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