>自動翻訳機能について

尾瀬の雪どけ ~Padlock of Love~愛の南京錠

  

なかなかお洒落な銘柄だと思わないだろうか。「愛の南京錠」と来たもんだ。

酒瓶の裏には、こんな言葉が書かれている。愛に溢れるイベントが盛りだくさんのこの季節、大切な人と一緒に飲むことで、彼(彼女)のハートに鍵を掛ける「愛の南京錠」。

粋な言葉だね。バレンタインはチョコだけが行き交う昨今だが、一升瓶をズドーンと目の前に置いてハートに鍵を掛けるぞと彼氏に言ってのければ結構ストレートでうまく行くかもしれない。

ただ、洒落が聞かない相手には逆効果になる場合もあるので充分気を付けて対応願いたい。

さて、この酒。フルーツのような香りと甘みが広がり、あまり日本酒を飲まない彼氏にも喜んでもらえるのではないだろうか。こちらは一足先に味わってみたが季節限定の酒だけに心が揺れる純米大吟醸だ。

こんな思いで日本酒を提供する蔵元も工夫の数々で日本酒を盛り上げようと考えている姿は好ましい限りだ。これからバレンタインデーが終われば、ホワイトデーと愛し愛される二人に行事が続く。

中には、南京錠でカギを掛けられた彼氏諸君。合鍵屋を見つけるのはいかがだろうか。しめられた鍵をそっと外して少々羽を広げて飛び立ちたくならないだろうか。

「愛の合鍵屋」これって、流行らないかな。

かつて十字軍が家で待つ女性に貞操帯をつけて浮気防止に「愛の南京錠」を掛けた話があったようだが、この時も鍵屋が繁盛したらしい。鍵を開けてどうするのだか、この場では書きようがないのだが、気持ちはよく分かる。

男女の愛情も、言葉に出来ない四方八方に弾け飛ぶ出来事が数多あるものなので、「愛の合鍵屋」も時と場合によっては必要かもしれない。

しかし、そんな銘柄の酒は女性諸君には敬遠されるだろうが、彼氏諸君には受けるかもしれない。


この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)