十四代秘蔵乙焼酎
「自分が目の届く範囲は、この量が限界。これ以上増やしてできた酒は『十四代』ではなくなってしまう。ファンを裏切ることになるんです」
「酒造りは肉体労働ですし、精神的にもつらい。何度も挫折しているし、課題は山積みです。でも、酒造りは年にたった1回しかできない。
あと何回造れるのかと思うと、手を抜くなんて考えられません」
上記は高木氏が語った名言です。人生振り返るに反省しきりです。
湧水「桜清水」による仕込み。
米の香りが素晴らしく、まろやかな旨味、これぞフルーテイー。
しかし 私は8月12日に「岡倉天心-1」でご紹介した。
茨木県 府中誉 「渡舟 吟垂れ純米焼酎」25度 1,400円に軍配を上げます。
焼酎好きの方には確かに「乙焼酎」は群を抜いてフルーテイー感があります。
丁度、熊本県鳥飼酒造「鳥飼 吟香」米焼酎と味わいは似ています。
しかし日本酒から焼酎に嗜好の手を伸ばしてゆくと、どうしても度数の高さが障害となります。
「吟垂れ純米焼酎」は日本酒そのままの味わいを残し、度数が25度という離れ業を成し遂げてます。
十四代の焼酎は入手困難ですが、「渡舟 吟垂れ純米焼酎」は簡単ですよ。
十四代の焼酎は「隼」「蘭引酒 鬼兜」そして「乙焼酎」と揃っています。
現在「蘭引酒 鬼兜」を定価で購入する為捜査中です。
山形県 高木酒造 十四代秘蔵 乙焼酎 25度
720m? 1,720円(税別)
地元での名前が「鬼兜」と聞いたのですが、「十四代秘蔵 乙焼酎 」とは別物ですか?日本酒でも地元は別名で出しているので、ありうる話だなと思ってきました。