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仏舎利

  

昨日は春分の日。
お彼岸ですので、ご先祖のお墓参りに行きましょう。
と急に、こんな疑問が?

仏舎利塔が何故?多く存在するのでしょうか。
舎利とは「遺骨」「死骸」を意味するサンスクリット語です。

「お釈迦さんが亡くなられた時にお骨を八つに分散してまつった。
 ところが八つやそこらに割ってくれても不公平になって困る。
 誰にもやってもらいたいという議論が出ましてね。
 その当時マウリア王朝のアソカ王という王さんが、これをあまねくいきわたらそう、
 ということから八つの塔を寄せて燃やしてその灰でダンゴをこしらえて、
 八万四千に分けて八万四千の塔を建てたんです。」

「つまり舎利というのはシャーリプートラという原語ですがね。
 こらガンジス河の砂なんですわ。つまり仏さんが最後のゆあみをして亡くなられたというのでガンジス河、
 インダス河ちゅうようなとこは後世の仏教徒の一つの崇拝地になってる。
 せめてそこの石でも土でもというので持って帰り祭りよったんですわ」

世界中の仏舎利を集めると、ピラミッドより大きくなるという疑問に薬師寺の橋本凝胤住職が答えて頂いたのは昭和26年4月のことでした。

橋本凝胤(はしもと ぎょういん)明治43年~昭和53年
昭和14年法相大本山薬師寺住職に就任。
昭和42年、弟子の高田好胤に薬師寺管長を譲り隠退。

そんなお彼岸にちなんで仏さんに般若湯でもお供えするつもりで、今日の酒は。

昨年の10月12日号で紹介した秋純吟「ボルチーニ」の春バージョンです。

香りも抑え気味に、スッキリした、爽やかな酸をかんじられます。
純米吟醸無濾過生酒です。
それでは、ご先祖様に献杯!

福岡県 井上合名会社 三井の寿 春純吟[クアドリフオリオ] 720ml 1、300円
精米歩合60% アルコール度数15度 原料米 吟のさと 100%


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