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NHK大河ドラマ-1

  

1月8日(日)から大河シリーズ「平清盛」がスタートしますが、かつて「黄金の日々」の脚本を手掛けた、脚本家の市川森一氏が、
先月12月10日に死去されました。
原作城山三郎氏。
放映から34年と時が経ちました。

主演が市川染五郎(現在の松本幸四郎氏)劇中のルソンの壺に関する本があった事を思い出し、やっとの事で押入れの奥から引っ張りだしました。

その文中からルソンの壺に関する部分です。
実在の人物だったか否かは不確かなはずだが、「ルソン助左衛門」が主人公となって大活躍するそのドラマは、なかなか面白かった。
丁度その頃、新聞に「まぼろしの壺、ルソン壺が発見された」といった記事が何回か載った。ルソン壺が幻の壺だったり、極めて珍しいものだったりするわけもないのだが、要するにドラマ人気に便乗した書きぶりで、新聞社の無知ぶりを晒けだしたに過ぎない記事と読み捨てておいた。

それからひと月ほど経って、都内のデパートで開かれた細川家収蔵品の展覧会を見に行った。開店10分ほど前に着いてしまったので、入口のあたりをブラブラしていると、続々とお客、それも中年以上の婦人が多く、かれこれ100人ほども溜まってしまった。
今日は何かの特売日かと、健気な主婦たちの経済観念に聊か敬意を表した。
ふと気がつくと、そこら一面ベタベタ貼ってあるポスターや看板が、どうも私が目指して来た展覧会のものらしい。いわゆる“ルソンの壺”が大きくあしらわれ、「幻の茶陶名品展」と謳ってある。私は細川家のコレクション展とだけ聞いて来たのに「幻の茶陶」とは?
と不思議に思う間もなくデパートは開店した。婦人たちはドッとなだれこみ、小走りにエレベーターに殺到する。
どうせ朝の展覧会なんてガラッすきにきまっている。
何台目かのエレベーターにギュウ詰めに押し込まれたら、「途中御用の方ございませんか。おとめせずに参ります」とエレベーター嬢。
展覧会場は最上階。ヤレヤレ特売場も同じ階かと思った。
エレベーターが止まり、扉があくや婦人たちはドッと吐き出されて一目散。
交通整理の店の人まで出ている。
なんと婦人たちは「幻の茶陶名品展」へまっしぐら。
切符売場はすでに長蛇の列である。

長くなりましたので、続きは次回に…。

ここらで一息いれて。
年明け早々、福島県飛露喜 純米吟醸「雄町」1.8L 3、600円。
飛露喜フアンの方々は、エ~?と思われるでしょう。毎年6月に製造7月頃出荷
される「雄町」です。ちなみに3月が「愛山」、6月が「山田錦」となっています。
半年間冷蔵庫でじっくり保管しておりました。

旨い!スイスイ飲めて、あっというまに1升開けてしまいました。
開封翌日に味がどう変化するか、楽しみだったのですが、大失態です。


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