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清泉 純米吟醸 亀の王 (~させていただく)

  

220614

最近よく耳にする“結婚させていただく”“新らしく店を開店させていただく”等、へりくだった物言いは、元々は関西(京都・大阪)の商売人が使用していました。

「商売繁盛でよろしおますな~」
「へ~おかげさまで、日々商売させていただいておます」

江戸の人間には丁寧な物言いは「まどろっこしい!」「何、きどっているんだよ!」と、通用しなかった事もあり関西の商売人が江戸に移ってきた、江戸中期頃から、浸透してきたと思われます。

(注)学術的に証明された文献は見当たらず、あくまでも私見です。

京都学派の哲学者、九鬼周造氏(1941年、53歳で死去)は、「日本人は自然にまかせるという表現があるように、自分の意志で決めた事でも成り行きにまかせると捉え、あたかも自然にそうなったような言い方をする」

同じく和辻哲郎氏(1960年、71歳で死去)は「間柄的存在」の中で、社会での協調は自己否定があり、人間は単独では成立できず、人との関係でのみ成立する。

両氏は何れも西洋と違う、日本人特有の考え方が根本にあると説いています。

私が若い頃は、商売人でない一般人が、特に目上の方に使うと「馬鹿にするな!」慇懃無礼だと叱られたもんです。

杉酒店で扱わなくなってから何十年ぶりでしょう。
最近では成城石井さんしか置いてないので、寂しい限りです。
ご存じ「夏子の酒」で有名な蔵元です。
日本酒が好きになるきっかけになった銘酒です。

新潟県 久須美酒造(株)清泉 純米吟醸 亀の王
精米歩合55% アルコール分 15度
720ml   1572円(税込)


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