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和歌山県吉村秀雄商店「車坂」純米大吟醸あらばしり

 

ほんのり黄金色が飲み手の気持ちをそそり込み、あらばしりの搾り立てが、さらなる情感をくすぐるのが「車坂」だろうか。

一口飲んで、天を仰ぎ、二口目に旨味を噛みしめる。三口飲んだ特には、じっくり味わいを楽しめるのが「車坂」の良さだと思う。

そんな味わいを蔵元は次のように紹介している。

「上り坂を歩むような力強さの中にも、後味は下り坂を駆け下りるような爽快感を目指しました。
ニュアンスは軽やかだがしっかり味わえるものをお届けしたい。肩肘張らずに気楽に飲めるお酒を。いつまでもペースが落ちずに楽しみながら飲み続けられるような旨い酒です。世の中が複雑になった今、車坂のシンプルに素朴な良さが体に染み渡る。」

ペースが落ちるどころか、ペースアップで気づいた時には千鳥足。料理との相性も、決して悪くはない。「いいお酒である」

「車坂」のいわれにも一言味を添えたい。

車坂は小栗判官が熊野に向かう際、通ったといわれる坂。

熊野の地は古くから死霊が集まる死者再生の聖域とされ、男女の別、貴賎を問わず多くの参拝者を受け入れました。熊野に詣でれば病苦から逃れられ、たとえ途中で行き倒れても来世で救われる、また道行く人々と助け合うことが死んだものへの供養になると信じ長旅の苦しみを分かちあいました。

小栗判官の伝説は、こうした熊野の地が生み出した『死と再生の物語』なのです。労苦を癒し喜怒哀楽と共にある日本酒。人それぞれが日々向かい合う坂。頑張ろう日本再生の願いを込め車坂と名付けました。

「頑張ろう」の言葉の重みを受けて、今夜も、味わい深く「車坂」で頑張りたいものだ。


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