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MUNEMASA 純米吟醸ー15 ( 関東大震災 )

  

1923年(大正12年)9月1日、午前11時58分
関東大震災が発生。
今年は90年目にあたり、人生に例えるなら卒寿になります。
体験者から、直接聞き取るのに困難な年月になってまいりました。

作家の折口信夫氏が語る関東大震災直後の話。
横浜に到着した氏が目にした惨状に驚きながら、東海道を徒歩で東上すると、
芝の増上寺の辺りで抜刀した青年達に囲まれてしまいました。
関西弁と吃音が、尋問の妨げになり若者たちは激昂し、
危うく殺されそうになりました。
この時の経験を述べています。

「9月4日の夕方ここを通って、下谷、根津の方へ向かった。自警団と称する
 団体の人々が、刀を抜き私を取り囲んだ。その表情を忘れない。
 戦争の時にも思い出した、戦争のあとにも思い出した。
 平らかな生を楽しむ国人だと思っていたが、一旦事があると、
 あんなに、すさみ切ってしまう」

何とも悲しい話ですが、将来に渡って忘れてはいけない現実です。
犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。

高エステル生成酵母を使って、独自の醸造法で造った
超甘口純米吟醸酒(日本酒度-15)
フルーティな香りと、ソフトな味わい、冷やしてどうぞ。

佐賀県 宗政酒造 MUNEMASA 純米吟醸ー15
精米歩合55% アルコール分15度
1.8リットル  2、690円(税込)


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