最近、活を使う用語が氾濫してきました。
婚活から、妊活、保活、友活、卒活、就活、涙活、そして終活。

何でこんな言葉が出てくるのでしょう、分かりやすいですか？

アメリカのご婦人方は「世の中の男は、単語の頭文字だけで、全ての言葉
を縮めて使うのが知的作業だと錯覚している、私たちには全く理解できない」
と非難しています。
どうも話言葉と活字言葉がごっちゃになっています。

「結婚活動をしています」を「婚活中」と表現すると、7文字も節約できます。
これらは、言葉の区切りが楽なので多様するようになったと思います。

「これから本格的に良き伴侶を求める努力して、来年には良い知らせができればと」
「これから婚活に入ります、来年には結果を出したいわ。」
前者の語り口は誠実で好感が持てます。
後者は、結婚生活が長続きしない予感がします。

先日、テレビニュースで見かけました。
ニシキヘビを捕獲した警察官が記者の質問に、
「蛇の頭を、棒で押さえさせていただき、捕獲に成功しました」
蛇に敬語を使う必要があるのでしょうか。
どうも、言葉がめちゃくちゃになっています。

次回から、差し迫った「終活」をテーマに4回シリーズでお送りしましょう。

紀州の豊かな自然な恵みに育まれた一品
今様の味わいではありませんが、飲みごたえはしっかりと。
じっくり味わいたい銘酒です。
蔵元はご存知、南方熊楠氏の実家です。

和歌山県 世界一統　　南方 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合５０％ アルコール分１７度
７２０ml １、５００円（税別）