磐城寿 限定純米酒 蔵付酵母仕込(麻雀-1)
麻雀は学生時代に覚え社会人となってからは、
社員旅行や同業者との懇親も含めて楽しんできました。
普段とは違う一面を見せる同僚や友人、常日頃からは考えられない強引な打ち方。
職場では明るく会話も弾むのに、ひたすら眉をしかめ集中し黙々と打つ。
こんな変わりように驚いたものでした。
私の打ち方は、配牌の時点で決め打ちしていく時と、流れに任せて行く時など、
バラバラです。
その時の気分と、卓を囲む相手によって変えてゆきます。
もちろんレートによっても打ち方は違います。
生活費を稼ぐようなハメには至ってませんが、せいぜい場代と食事代プラスちょっと、
稼げれば良いという打ち方です。
ですから大敗はしませんが、大勝もありません。
あくまでも、親睦の道具と思っていますので、将棋を指すのと同じ感覚でした。
くわえタバコで、ビールを飲みながら打つ時が、社内旅行の最大の喜びでした。
徹夜で挑めるし、翌日の心配はいりませんから。
そんな私も、タバコはかなり以前に止め、麻雀を打つ仲間とは疎遠になり、
そもそも懇意にしていた雀荘が次々と店じまい。
さらに麻雀できる、知人・友人が少なくなってしまいました。
麻雀人口が減少していることは明らかです。
「麻雀放浪記」の世界は消えてしまったんですね。
太平洋に面した蔵は3.11東日本大震災の影響で蔵は倒壊し、
酒造りが出来ない状態になりました。
震災から3週間後、検査の為に福島県試験場に預けておいた酵母があるとの
連絡を受け、また磐城寿が造れると思い、
山形県長井市へ蔵を移し再び酒造りを始めました。
五百万石を使用し丁寧に造りあげ、ぬる燗にすると甘みも増して
上質な仕上がりとなっています。
山形県 ㈱鈴木酒造 磐城寿 限定純米酒 蔵付酵母仕込
精米歩合65% アルコール分15、5度
1、8リットル 2,750円(税別)
ラベルにも風格が出てきています。
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