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あぶくま 純米吟醸山田錦 無濾過生詰 (関西と東京)

  

東京は器物をそこへおいたまま箸で食物をつまみ上げて食べる。
関西は器物を手に持って、すぐ口のそばまで運んできて食べる。
従って関西はおつゆがたっぷりついて舌の上へ来るし、
東京はつゆは置き去りにして物だけがくる。
関西はこんなことから古来おつゆにしっかり味がついていて、
ふくみ併せたべて、本当の味が出るようになっており、
東京はつゆはいわばおまけで、「物」へしっかり味がついている。
東京の人が関西のを食べて、よく「少し塩味がたりない」というが、
あれは食べ方を知らないのである。
関西の人もまた東京のを食べて、「少し塩が強い」という。
東京人は関西のものの、味の半分だけしか舌へのせず、関西人は
江戸っ子料理の、添え物まで舌へ持って来ているのである。
宮内省 厨司長 秋山徳蔵氏
来月放映される、TBS60周年特別企画「天皇の料理番」のモデルです。

食べ方による味の違いには驚かされます。
最近、肘をあげてお椀に人差し指を引っ掛けて食べる人をよく見かけます。
あれは船上で揺れながらも、しっかり食べられる漁師の食べ方のはずです。
陸地ではみっともないですね。

同じ福島の“国権”と非常に似ています、
地元の山菜や漬物がピッタリくるのでしょう。
刺身などでは物足りなさを感じます、煮物などが宜しいようで。

福島県 (有)玄葉本店 あぶくま純米吟醸山田錦 無濾過生詰
精米歩合50% アルコール分16度
1.8L  3、000円(税別)


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