山本太郎さんに乾杯
何気なくテレビを点けたら、自動小銃を下げた少年兵の映像。BGMはミスチルの「NO BORDER」。
だいぶ前の日清カップヌードルのCM映像です。ふと思い出した忌まわしい垂れ流しCMです。
世界で起きている悲惨な内紛・民族間の争い・戦争が止まない現在。
日清・広告代理店そしてBGMに採用されたミスチル。
映像の目的が、反戦への思いがあっても、受取側の目線が違えば、単なるインパクトのみ追求したシーンとして映像を眺めてしまいます。
三者はコンセプトが伝わらないこのCMに大きな責任があります。
日清のトップである社長も、このCMにゴーサインを出している分けですから、知らなかったでは当然済みません。
あの映像を見てから、私は日清製品の不買に走る結果となりました。
決して皆さんにお薦めはしません、私一人の抵抗です。
結局、この不幸な映像で利益を得ているのです。
戦時中、外務省が中国に「麻薬中毒者救護会」という、表向きはさも中国人の為の組織を作り救済しようとしましたが、実情はアヘンの密売により莫大な利益を生みだしました。
軍部の機密費の財源とし憲兵隊と参謀部の縄張り争いまで発展した行為と似たようなものです。
弊社は戦争に反対!と訴えるのなら別の手法があったはずです。
原発に反対し所属事務所を退社した俳優の山本太郎さんは暴力に訴える事はせず、あくまでも話し合いの場をもとうと努力されてます。
一人でも反対の意を唱え声を上げる行為は尊敬に値します。
テレビという媒体に出ているから影響力云々‥‥そんな理由で出演辞退や自粛があるとすれば、プルサーマル計画の安全CMに出演していた、元プロ野球選手の中畑さんはどうなるんでしょうか。
「表立っては非難できません。だって大事な広告収入源ですから。」このようにテロップを流したらいかがですか、民放各社!
許せない社会的な行為は今後も断固一人で反対します。
頑張れメロリンキュー!
っと、文面に関係なく佐賀県富久千代酒造「鍋島」を紹介します。この酒、社会的にも賛成の立場でお薦めです。
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