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「暮らしの手帖」

  

最近「花森安治氏」の名前を隋所でみかけませんか?
「暮らしの手帖」初代編集長としての、食と安全に取り組んできた実績が、改めて見直されているようです。

「花森安治氏が存命なら、原発という商品も結局は人の手で運営されることを念頭に、ありとあらゆる角度から妥協の余地なき『商品テスト』をおこなっただろう」とあります。

本来、国あるいはそれに準ずる機関が妥協せず公表する責務を負いながら、現状、信頼に値する情報の発信がないならば、民間企業、特に商品テストにおいては、過去、数々の実績を誇る「暮らしの手帖」に託してしまうのはうなずける反応だと思います。

パーマをかけ、スカートを穿き銀座を闊歩して、ネクタイを極度に嫌い、服飾界に異彩を放った、花森氏の人柄を知るためにも本人自ら語ったエピソードをご紹介しましょう。

「中学を出てから、松江の高等学校にはいった。ここでは又乱暴狼藉の限りを尽くしましたね。今でも覚えてるのは、酔っ払って、バスの停留所に立っている標識をエッサエッサかついで、一町ずつずらしちゃった。
中学時代の紳士国士教育への反動だったんですね。それがまた、戦争でキュっとしめられたでしょう。つまり、そうしたものへの反発じゃないかと思うんです。とにかく、紳士というものに対するぼくの反感の根ずよいこと、フランス人がドイツ人に対する感情よりも、もっとひどいものがありますね。紳士とか先生とかいわれる人間。みんな表面だけごまかしてるウソツキに見える。なんとかこのツラの皮をひんむいてしばり首にして、なんて事を考えるんです」

来月、松江市の島根県立美術館にて大規模な回顧展が開催予定です。

そこで、山口県東洋美人テロワールシリーズから「372」をご紹介します。
萩市中小川の番地違いで収穫した山田錦を100%使用した純米吟醸です。
華やかな香りと、澄んだ口当たり、お米の味わいがたのしめます。

山口県 澄川酒造 東洋美人 720ml 2100円。
先日、このテロワールシリーズは発売が年に1度と聞きました。
タイミング良く4種類ご紹介出来た事が大変うれしいのです。


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