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「なでしこジャパン」に乾杯

  

昨日は、いい酒を飲ませてもらった。

「なでしこジャパン」の試合を何度も見ながら、目に涙があふれた。

理屈じゃなく、嬉しい。

世界の強豪に勝ち、今まで一度も勝ったことの無い相手からも勝利をむしり取った。

「勝利の神様が、なでしこジャパンに取り憑いた」と思わせるプレーであった。

けなげな戦いとあえて言いたい。

小柄ながらも走り抜けるその姿は、決して有利ではない体格であった。だからこそ、声援しないではいられない。

「日本の女性は強い」という言葉を耳にしたが、勝利インタビューを聞く限り「なでしこ」の面々は可愛らしい女性である。

「日本の女性が強い」のではなく、決して負けない「気持ちが強い」女性たちなのである。

監督も、「どんなに辛い練習も、終わればみんな笑顔でいる」そんな内容のコメントを聞いた。

そうなのである。辛い時でも、仲間同士笑顔で肩をたたき合える信頼が、あのプレーに結びついたのではないだろうか。

勝利の後、佐々木監督に飛びつき抱きついた沢選手の姿は、まるで親に抱きつく子どものようであった。

いじらしい程、素敵な姿であった。

ありきたりの言葉かもしれないが、今の日本人に感動と勇気とあきらめない気持ちを伝えてくれた。

傾ける酒をひときわ旨く感じさせてくれた「なでしこジャパン」に、乾杯である。


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