長崎県福田酒造「長崎美人」大吟醸
この酒は「いける」。
最初にビンを開けて、鼻っ先を近づけてもらいたい。ふわ~と、吟醸香漂わせて、それだけで酔ってしまう。
実にいい香りだ。
一口含んで飲み込んだ後、鼻から息を抜いてみれば分かる。喉の奥から鼻に空気が抜ける時、またまた香りが追いかけてくる。アフターフレーバーって奴だ。
味もいいぞ。
含みのある旨みだけでなく、飽きさせない酸味を伴っている。食前酒で味を楽しむには最高の酒だ。
さらに、銘柄がいいじゃないか「長崎美人」。この名にはうっとりとしてくる。
ただ、この酒「少々お高い」。金額が4合瓶で3,000円を超す大物だ。1升6,000円もの酒には手が出ない。
今回は、長崎に里帰りした友人からの頂きものだったので、思う存分味わうことができたが、正直言って自分の財布からは、これだけの金額を出すほどゆとりはない。
友人からは「飲んだ感想を教えろ」と言われているが、本人に話す前にブログにアップしてしまった。「許せ、友よ」。
友人の郷里、長崎には、あたしも2度ほど行ったが、「長崎美人」は飲んでいなかった。是非一度ゆっくり酒を楽しみに歩いてみたい。
長崎は焼酎だけでなく、日本酒も旨いのだから嬉しい環境だ。しかも福田酒造さんは元禄元年創業、320年以上続いているのだから感激である。
勿論、銘柄の「長崎の美人」も拝んでみたいものだと、心躍るのである。
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