宮城県大沼酒造店「乾坤一(けんこんいち)」
3月11日の震災から、もうすぐ3ヶ月が経とうとしている。
あたしの家にある「バンクマン」という名の貯金箱は、100円玉の貯金できる草食系と500円玉を貯金できる肉食系の「バンクマン」二人が共存している。
毎朝、「おはよう」と優しく語る100円バンクと「何7時、貯金するって約束したじゃん」と何とも元気がいい500円バンク。どちらも貯金をするには最高の仲間である。
この100円バンクが、満杯になった。こつこつ貯めた100円玉が100枚、1万円の貯金達成である。
1万円の金額は、被災地に送金することにした。3月11日から2度目の貯金達成、少ない金額だが満杯になるたび、金額を加算して送金している。たいしたことではないが、「酒を飲む金額を裂いて」とまではいかないので、ご勘弁願いたい。
そんな被災地で頑張っているのが大沼酒造店である。
宮城復活酒と一升瓶に書かれたラベルを見ながら「よし、共にガンバロウ」と気合いを込めて賞味した。
膨らみのある旨みと痛快さを持った味わいは、喉をくすぐる特技がある。
この酒は、「生きてるぞ」と瓶をなぜながら、杯を重ねた。
大沼酒造店は1712年より酒造りを始めている。300年の歴史だ。この酒蔵をつぶして、なるものか。
そう感じながら、500円バンクにコロンと500円玉を投じてみた。
「お金大好き、君のこともっと好き」と歌い出したバンクの声に、瓶をたたいて唱和してみた。
今度は、5万円の貯金達成に心が踊っている。
会津酒造歴史館
http://www.miyaizumi.co.jp/…
を見学してきました。
月の明かりさんがよだれを出すのではないかと
思うほど、酒に関する資料が満載でした。
残念ながら車なので利き酒はできず残念。
「宮泉 純米酒」買ってきました。