一白水成 酒未来 純米吟醸(冷飯と味噌汁)
飯の味は冷飯が本物だということは間違いない。本当かどうかと、試してみたのが病みつきで、三十年来飯は冷に限るとしている。
寒中に冷飯へ水をかけて沢庵で、なんてところまでは行かないが、絶対熱い飯は食わない。いや、食えなくなってしまった。少し硬目の冷飯に、その代わりだしのよく利いた舌の焼けるようなうまい味噌汁、これが私の一番の好物。
子母沢寛氏が究極の美味とするのは、簡素極まるものでした。
最近は、私もよそってある碗をそのままにして、冷えてから噛みしめて味わっています。米の甘味が伝わってきて、温かい時とまた違った美味しさが味わえます。
炭水化物ダイエットが真っ盛り!冷飯は体内吸収率が下がり、ダイエットにも最適という噂がチラホラ!“飯炊き仙人”といわれた村嶋さんも「日本のコメは冷めたほうが美味しい」と力説しています。
店頭POPに「十四代がお好きな方におすすめ!」
一白水成と比較するのは、福禄寿さんに失礼ではと思いつつ、手が伸びてしまいました。
比較はできませんが、米の味わいが嬉しくなる清らかな感動を飲みました。
秋田県 福禄寿酒造(株) 一白水成 酒未来 純米吟醸
精米歩合50% アルコール分16度
1.8L 3、350円(税別)
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