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まんさくの花 純米吟醸 親子米仕立て (サントリー 1)

  

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5年前の2011年1月に、小欄にて載せましたサントリー創始者の鳥井信次郎氏について、今回は、別の角度からご紹介したいと思います。

「サントリーという名前は、どういうところからつけられたんですか」
「サントリーの恩人は赤玉ポートワインですからな、赤玉をサン(太陽)と見て、それに私の名前の鳥井をくっつけたんです」

「まず工場の場所として、山崎を選ばれたわけですね」
「あそこの谷の水をとって英国へ送って、分析してもらったんです。その結果、こらええという鑑定がきた」

この山崎に関して、山口瞳氏が社史の中に書いています。

私は、サントリーの宣伝部時代に、何度も山崎工場へ出かけた。そのとき思ったことは、とうてい、ここには住めないということだった。寒いのである。湿っぽいのである。霧っぽいのである。晴れたかと思うと、さっと氷雨がふりかかってくる。これがウイスキーの貯蔵にもってこいの条件である。

「技師にはどういう人を」
「三井物産を経由してムーアという博士から、いい技師が日本に帰ってる、おまけに日本人だ。というてきた。で、その人にお願いしてやってもろうたわけです」

この青年技師が“竹鶴正孝”である。みなさんご存知の“まっさん”である。当時まだ二十代であった竹鶴を年棒4千円でむかえいれた。

山田錦と美山錦の子、美郷錦を県内の農家と協力して酒造りに挑んでおり、そんな酒米を一つのタンクで共演させたお酒です。さて特徴は?燗にするとふくよかになり、この季節には嬉しくなりました。

秋田県 日の丸醸造(株) まんさくの花 純米吟醸 親子米仕立て
精米歩合55% アルコール分16度
1.8L  3、000円(税別)


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