ちえびじん 純米ひとめぼれ 「はだしのゲン」について
「間違った歴史認識を子どもに植えつけるから」という理由で、
図書館で、自由に見ることが出来なくなりました。
「残酷すぎる」と言われても、事実なのに。
市教委が市議会へ陳情したようです。
私は「はだしのゲン」は、連載スタート時はすでに成人しておりましたので、
描写が悲惨なので、読むのを止めました。
あまりにも悲しい内容ですので。
閲覧禁止にした、世代の方々はもちろん戦後生まれの方々でしょう。
実際に、戦争を体験した人が、反対するのとは意味合いが違ってきます。
百田尚樹氏の小説が話題になっていますが、私たちの子供の世代は、
「面白かった」「感動した」という表現で読むことができるでしょうが、
私自身は、辛いので読むことができません。
高齢の夫婦が、一度広島の原爆ドームに行ってみたい、というので
足元がおぼつかないのに、連れてゆくと、その夫婦は近くに寄れず
じっと、うつむくばかりだったそうです。
辛い思いを体験するのも必要です。大人が全て隠してしまう昨今、
戦争が、ゲームと同じ感覚でしか捉えられない可哀想な子どもが、
将来、自分の子どもに、戦争の愚かさをどのように伝えてゆくのでしょう。
今年の終戦記念日は、忘れてはいけないのに、忘れさせようとする、
風潮が感じられ嫌な思いがしました。
せめて、酒を飲んで前向きに生きてゆきましょう。
大分県 (有)中野酒造 ちえびじん純米ひとめぼれ 1回火入れ
精米歩合65% アルコール分16度
1.8リットル 2,100円(税込)
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