喜楽長 辛口 純米吟醸 酒度+14度 (生涯一度の涙)
生前、美空ひばりさんが涙を流し歌うさまは、あまりにも有名でした。
しかし、私ども凡人は決して真似できません。
本日は、涙と歌手にまつわる話をお届けしましょう。
語るは淡谷のり子さんです。
歌手は舞台では泣いてはいけません。
そういう私も一度だけ泣いてしまったことがありました。
戦争中の慰問で、楽屋に若い兵隊さん達が訪れ、私たちは特攻隊員だから
歌の途中で席を立つことがあるかもしれないので、その無礼を前もって
お詫びにまいりました、とおっしゃいました。
そして、私が舞台で1曲歌い終わると同時に、その兵隊さん達が立ち上がり、
私に向かって敬礼して出て行ったんです。
あ~出撃命令が出たんだ、もうあの人たちは帰ってこない、と思ったら
涙が止まらず、とうとう歌えなくなってしまいました。
生涯、その一度きりです。
生酒は珍しいです。
まろやかさとコクを感じながら、生酒特有のフレッシュ感が嬉しいです。
本日は、昭和の懐かしいメロディーでも口ずさみましょう。
滋賀県 喜多酒造 喜楽長 辛口 純米吟醸 酒度+14度
アルコール分17度 精米歩合55%
720ml 1,450円(税別)
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