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天青 純米吟醸 千峰 朝しぼり 直汲み無ろ過生原酒

  

「雨過天青(うかてんせい)」

後周の世宗「柴栄」(921?959)が首都開封府(現在の浙江省の紹興あたり)に窯を開き青磁を焼造させた。
「雨過天青磁」と名付けられ、紙のごとく薄く、叩くと馨(中国の楽器)のような、すずやかな音がしたという。
だが、文献にそうあるだけで、ほんものの「雨過天青磁」はまだ一点も発見されてない。
元代の竜泉窯の青磁は沈没船から大量に発見された。
1994年8月(陳瞬臣氏の著書「雨過天青」青磁色より)

中国宋代の青磁を表現した言葉。
全世界に数点しか残ってない、汝官窯の青磁。
台北の故宮博物院所蔵が有名。
長年、生産地も不明でしたが、河南省文物考古研究所が発掘調査を行い、
2000年に河南省宝豊県清涼寺の村はずれで、大量の汝窯陶片が発見されました。
(乃南アサ著 「火のみち」から伊藤郁太郎氏の解説より)

河南省と浙江省の紹興あたりまでは、かなり離れており当然、同一の窯ではありません。
時代も違いすぎます。
単に青磁といっても非常に奥が深く、にわか勉強ですが興味深く楽しみました。

そんな歴史から、作家の陳瞬臣氏が命名、書も自筆です。
「さまざまな青を愛し、青磁の色に自分たちの理想を託そうとするのは、生命を愛するにからにちがいない」と、残されてます。

本年度(23BY)の純米吟醸。
最後のもろみの朝しぼり(3月12日)フレッシュで濃厚です。
搾りたてのフレッシュ感と、炭酸ガスが抜けるにつれ、味わいが変わってきます。

ありがたいな~こんな美味しい経験ができて。

神奈川県 熊澤酒造 アルコール分16度 精米歩合50% 1800ml 3、150円

日暮里「山内屋」さんで、完全予約限定品で購入です。


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