北海道の地酒、日本清酒「千歳鶴」純米吟醸
北海道の味わいに感動をもたらした「千歳鶴」。その味に、グググッと引き込まれる逸品に純米吟醸の原酒があります。
本来原酒と言うと生原酒をイメージするのですが、生ではない原酒なのです。
割水をしていないので、アルコール度数は17度~18度と若干高め、火入れしているので生ではないものの、この旨さ。
フレッシュな爽やかな吟醸香、口中に広がるはインパクトのある、甘味。そのわりに、嫌味が無く、飽きが来ない。
料理も邪魔をせず、自然と肴とお酒がマッチングして、気づいた時には四合瓶が空になっている、まあ驚く旨さであります。
使われてる道産酒造好適米「吟風」は、大粒で心白(中心部にある白いデンプン質の部分)が大きいため磨きやすく麹菌も繁殖しやすいなど、良質な酒米の条件を備えた酒米です。
日本清酒では、この吟風の持ち味を最大限に活かす酒造りに力を入れて、平成13年には吟風100%の大吟醸「雪原の舞」を世に送り出しました。
平成15年からは空知管内新十津川町のピンネ酒米生産組合の生産農家と手を携え、米処・新十津川で育てた吟風だけを原料に、顔の見える酒造りを進めています。
そんな、北海道の酒米と地酒の喜び、どうぞご賞味ください。
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