『世界に誇る 品格の名酒』友田晶子著
本日は1冊の書物を紹介させていただきます。友田晶子著『世界に誇る 品格の名酒』であります。
表紙のオビには、「どんな日本酒を」、「どんな時に」、「どんな風にして」飲めば、もっと美味しく飲めるのか?の疑問に全て答えます。と、言い切っています。
確かに、「全て答えた」のが、この本であります。まさに、日本酒の百科事典といえるでしょう。
お酒の銘柄100選、しかも全てに蔵元のコメントや、著者の言葉で香味、飲み方、料理が書かれています。それだけではありません。日本酒の基礎知識まで、つまり私が今まで「月の明かり」で書き続けた全てが網羅されていると言えるほどの出来映えです。
「こりゃ、凄い」と唸りたくなる本です。
著者の紹介もしておきましょう。
株式会社アシュール・インターナショナル代表取締役 友田 晶子 (ともだ あきこ)氏
ワインコーディネーター(ソムリエ)・日本酒きき酒師・焼酎アドバイザー・ビア・テイスター・チーズ・プロフェッショナル・テーブルマナー講師とまあ肩書の多いこと。
1988年には渡仏して、ワインの本場ボルドーでワイン醸造を勉強後、ワイン輸入商社勤務後独立します。1990年酒類コンサルティング株式会社を設立。1997年『ワインアドバイザー全国選手権大会』で女性最高位の3位入賞。1998年田崎真也氏オーナーのワインバー「アルファ」代表…。
そして、私どもきき酒氏の所属する日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会の役員でもあります。
書いてて、「こりゃ、まいった」と言いたくなる程の、お方です。しかも、美人だから困ったものです。
何はなくとも、世界初バイリンガル日本酒本『世界に誇る 品格の名酒』手にとってご覧になって下さい。ちょっと、大きめの本屋さんには並んでします。
金額が少々お高い(税込み3,990円)ですが、座右すべき書物としてお手元に置かれると、お酒が一層美味しく楽しめます。
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