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「どぶろく」について

  

この頃「どぶろく」という言葉は、あまり耳にしなくなりました。
かつて農家では自家生産・自家消費されていたどぶろく作りは当たり前のようでもありました。

しかし、酒税の収入が減るため自分で造るのは禁止したのです。国税収入を上げるための手段ですね。でも、農家では隠れて造っていた所もあるようです。

そりゃ、そうでしょう。
都会と違って、すぐ隣に酒屋があるなんて所は、そうこうないだろうし、自分で造った方が安くできますものね。

さて、その語源は定かでないようですが、そもそもは中国からきた言葉で「濁酒」と書いたそうです。
この濁酒と同じ意味の言葉で「濁醪」(だくろう)という読み方があります。文字どおりもろみ(醪)を漉し取らない濁った酒という意味です。

辞典では「濁醪」で、どぶろくと読ませますね。それ以外にも「どぶ」、「もろみ酒」、「白馬」などと呼ぶ場合もあります。

つぶつぶが残ったドロドロのどぶろく。何十年も前に飲んだ記憶はありますが、今ではもろみのどぶろくは、なかなか飲めなくなりました。

せめて酒屋さんに売っている「にごり酒」で、がまんするとしましょうか。


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