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醸し人九平治うすにごり生酒 (富士見酒)

  

190322

「過ごしやすくなりやしたね~」
「そうだね~、そろそろ花見と洒落ましょうか」
「酒の代わりに“おちゃけ”卵焼きだと思えば“タクアン”涙が出てきましたよ、去年は」
「そうだったね~、あれも又、粋だったけどね~」
「今年は酒だけはちゃんとお願いしますよ~」
「今年は、“富士見酒”と奮発したよ」
「え?富士見?」
「池田でこさえた下りもんだよ」
「飯屋で飲んでるのと違うんですかい」
「杉樽の香りが何とも言えず、風味が格別だね」
「上方の連中も、わざわざ駿河湾で折り返して風味を楽しんでるそうだよ」

長屋の連中が普段飲んでいるのは“片白”と呼ばれた濁り酒で、“燗”で飲むのが常でした。上方で生産された品物を“下り物”と呼び、江戸近郊の品物は“下らない物”として評判は思わしくなかったのです。

辰巳出版 「江戸時代の暮らし」より 福田智弘著

久しぶりの“生酒”完全予約商品です。
愛知県 (株)萬乗醸造 醸し人九平治うすにごり生酒
精米歩合表示なし アルコール分16度
720ml   1,900円(税別)


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