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豊潤 ひやおろし ( 最後の宮大工 四 )

  

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今の製材のほうが木の癖を見分けるのがむずかしい。曲がった木でも、製材機はまっすぐに取ってしまう。昔は割って使いますから、割った時点で、材木にされた時点で癖がちゃんとわかっている。

大工の仕事にしましても、いまの教え方は親切です。

「あ、そこは間違っている、こういうふうにしなさい」

ところが我々は「こんなことも知らんのか」教えてもらってませんから、やりそこなうと「こんなことを、ようせんのか」と怒られる。

いっぺんそう言われると一週間か二週間考える、そうしないと自分のもんにならない、親切に教えてもらったやつは右から左へすぐ抜けてしまいます。昔の教育は、くせのない人間を無理に癖をつける。そして、その癖のところで、みんな憶えていくもんです。

西岡常一(1995年逝去)
(株)鵤工舎 小川三夫氏の師匠で最後の宮大工と称されました。
“最後の宮大工”は本日にて終了いたします。

 
今年初めて購入の“ひやおろし”です。
大分三井米にこだわった造り、夏を越した熟成感が何とも言えない味わい
を醸し出しています。

大分県 ㈱小松酒造場   豊潤 ひやおろし 大分三井100%使用
精米歩合60% アルコール分16度
1.8ℓ   2、600円(税別)


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