炉ばた 魚千
さて、本日は北海道までご同行願いたい。向かう先は帯広空港、到着と同時にバスで帯広駅まで出発進行。駅到着は飲み頃時間に設定「炉ばた 魚千」まで、駅より徒歩10分の行程となる。
店内は、カウンターとテーブル。カウンターの中では網の上に魚が焼きあがりを待ち受けている。いい雰囲気だ。
この店のいいところは、女将さんの心意気と2人のおばちゃんのてきぱきと動くスピード感だろうか。正面の壁一杯に広がるメニューにも年季が入って、茶色くくすんで見える。メニューの色もおばちゃんと同化している。
それでは最初にホッケを注文してみよう。でかい魚がド~ンと盛られて、一人で食べたらこれだけで満腹になるかもしれない。それくらい超でかい。
じゃがバターなど注文するもんならば、皿の上でてんこ盛りのジャガイモと、とろけたバターが溶岩のごとく流れ落ちてくる。この量が、女将の心意気の証明である。
そのうち突然に浅漬けキュウリの盛り合わせがどっか~んと置かれる。キュウリの上には、北海道ご自慢の山ワサビ、これも「堪らない」。
書きつらねれば、永遠に料理の自慢が書けるのだが、読み手も北海道まで来た疲れが残るので、この辺で締めとする。
ちなみに洒落で一言。正面のメニューの中に女将の値段は「時価」と書かれている。勿論洒落なので注文するのはお控え願いたい。時価ほど高いものはないので、お気を付けあれ。
兎にも角にも、料理は量が多くて旨い。
酒も「悪くはない」。しかし、料理で満喫するので、酒の評価は二の次とさせてもらう。
帯広に行く機会があれば、「炉ばた 魚千」この店は外せない店としてお薦めする。
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