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平成27年元旦しぼりたて純米酒(音 前編)

  

佐吉は今迄初子を静かな娘だと思っていたのだが、病んでからよく見てみると、
それほど静かではなくて、やはり結構ざわつきを発散していると気づいた。
若さのせいだとおもう。若さというのは、いつでも今すぐ以上に、
騒ぎ出せる下地があることかなあ、などど自分の若い頃も思い出させられた
のであり、初子の若いざわつきが病気の癇にさわるとき、
叱言を我慢してやったりしているのである。  “中略”
恋ごころなどあっては、大ざわつきを振りまいて歩いているのと同じだから、
病人のおれがうっとうしく感じるのは当たり前か、と苦笑がでる。
幸田 文 「台所のおと」より

元気な声が響く幼稚園、普段から賑やかな声が聞こえてきます。
たまに静かだと、風邪の為お休みだとか。
「保育所がうるさい」「子どもがうるさいと地価が下がる」
さらに、子どもの声は「騒音」だとして、建築差し止めの訴訟を起こされた。

少子化で子どもの声が普段聞かれなくなり、うるさく感じる人が増えたのでは。
という意見もあります。
今年の正月は、羽根突きの音が消えました。

今だけのお楽しみ、
まずは香りを楽しみ、舌に少量を滑らしゆっくり口中で躍らせます。
文句なしのフレッシュ感。
ほのかな甘味と透明感のある心地よい酸。
しぼりたて、新年に相応しいお酒でした。

長谷川酒店に「ひどい酒」と指摘され、澄川氏の指導の元作り直して
飛躍的に旨くなった経緯は知りませんでした。

長野県 菱友醸造 御湖鶴  平成27年元旦しぼりたて純米酒
精米歩合65% アルコール分17度
720ml  1、700円(税別)


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