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作 純米吟醸 雅乃智 岡山雄町(関西弁)

  

「関西弁を上手に話したい」そんな若者が増えているそうな。
京都の湾曲的な言い回し。神戸の細かいネッチリしたもの言い、
大阪のはっきりした言い方。

大阪でも地域によっては多種な言い回しがあり、
心地よいきれいな大阪弁と言うのは中々聞こえてきません。

私の少年時代には、大阪弁が東京の人には全く理解できなかったもんです。
テレビが普及し、関西のお笑い番組が放映されても
「何言ってるの、どこが可笑しいの?」
と、笑いのツボも理解されなかった事を記憶しています。
「てなもんや三度笠」「番頭はんと丁稚どん」「やりくりアパート」等
懐かしい番組を思い出します。

地方によっては若者が使わなくなり、お年寄りが使うだけで今でも残っている
方言が多々あります。
特に、山形のお年寄りが話す方言は全く判りません。
がんばって聞き取ろうとするのですが、地元の人に、通訳してもらわなければ、
全く理解できません。

そんな方言でも関西弁は、ほぼ伝わるようになりました。
テレビの影響は大きいですね。
大阪弁でも品のない言葉が多いので、知らずに使うと馬鹿にされ、
しかも東京の人が真似て使う大阪弁は、聞いてて虫酸が走ります。

京都・奈良・神戸あたりで育った方達は、大阪弁の品のなさに眉をしかめて
いるのは関西では有名な話です。

「猫と庄造と二人のおんな」谷崎潤一郎。
関西弁の上手な小説を、生まれてからこの小説以外読んだことがない。
と故淀川長冶氏が語っています。
兵庫の人二人に、谷崎邸に一週間泊ってもらい、言葉のところには
何度も手をいれて書き上げたそうです。

「作」二回目の紹介です。
前回は純米大吟醸でしたが、本日は純米吟醸。
期待を裏切らないお酒です。
鈴鹿山脈の清冽な伏流水が酒造りの要となっています。
他に、純米が恵乃智、穂乃智。吟醸が悦乃智。本醸造が和乃智と
シリーズがありますので、各種飲み比べましょう。

三重県 清水清三郎商店 作 純米吟醸 雅乃智 岡山雄町
精米歩合55% アルコール分16度
720ml 1、785円(税込)


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