鮨-2）

最近ふと思い返しますと、この空腹感というのは、体が成長する為に必要な
欲望であり、消費した栄養素を補うために起きる自然な行動だったんですね。

腹が空くと怒りっぽくなるのも、若い時だけです。
歳をとると空腹でも眠りにつけます。

さすがに、若い時は腹一杯食べたかったバナナはもう食傷ぎみですが、
なまじ若い時に旨い鮨の味を知っているだけに、量はいらないから、
しっかり下ごしらえしたネタを５カンと巻物は干ぴょうが欲しいですね。
干ぴょうもアク抜きが面倒な食材です。
手を抜くと、干ぴょうのエグさと風味が残ってしまうので熟練した技術を要します。
旨い干ぴょう巻きは癖になりますよ。

そんな時「腹六分目」が健康長寿の秘訣！なんてタイトルを目にしました。
あらゆる動物で食事の量を増やしたり減らしたりしたところ、
４０％減らした時が一番長生きで、平均１．５倍寿命が延びたそうです。
この後、「一汁一菜ダイエット」と続く、南雲吉則氏の著書から引用しましたが、
若い人にはお薦めしませんね～、若い時は食えるもんです。
歳を取ると自然に食えなくなりますから、体力とのバランスが取れてきます。
若い時は、「寿司が腹いっぱい食いたい！だから一生懸命働いて、金を稼ぐぞ」
「そして親から早く独立して、若い綺麗な嫁さんをもらうんだ」多いに結構。
そんな思いに駆られ、沢山食べて体力を付け、目一杯働く！
唯一の健康法ではないでしょうか。

東海道の宿場町、水口で初代が酒造りを初めて９０余年。
滋賀県産の酒造好適米「山田錦」を用い。
次期４代目蔵元が企画から仕込みまで携わり、
４代目を含む岩手蔵人３人で育て上げた思いの詰まったお酒です。

滋賀県 美富久酒造　三連星 無濾過生原酒 純米大吟醸 山田錦
精米歩合５０% アルコール分１６度７２０ml　１，８００円（税別）