>自動翻訳機能について

天明 中取り弍号(福島応援シリーズ)

  

酒の歴史-2

約400年続いた、殷(いん)王朝の都は現在の鄭州、後に北方の安陽近辺に移りました。
大変な暴君で、沙丘苑における紂(ちゅう)王の遊興を表した「酒池肉林」は有名です。
妲己(だっき)という、有蘇氏を討伐した時に得た、美女を愛しました。

当時から、外交上の宴席での飲酒は認めたが、酩酊するまで飲む事を禁止されたそうです。

三国志で有名な曹操(没年 前220年)がこよなく愛したお酒「杜康酒」。
河南省(当時の魏国)の銘酒で、その製法は二千数百年改めてないそうです。
25年間持病の頭痛に悩まされ、薨去の時には酒を指に浸して亡くなりました。

ちなみに劉備(没年 前223年) 諸葛亮(没年 前234年)五丈原にて病没。
と歴史に残っています。

紀元前から、酒を飲むときは両手で、
青銅の祭祀用酒杯「父辛爵(フシンシャク)」を捧げ持ち、
左の袖で酒杯と口元を隠すのが礼儀でした。
しかし、方天戟と赤兎馬で有名な豪傑「呂布」は礼儀に欠け左手を用いず、
戦略には長けているが、礼節には疎い人物として描かれました。

赤兎馬といえば、名馬の代名詞。
一日千里(当時の中国では一里400~450メートル)走るとされ、
呂布との対決で勝者の曹操が手中にし、その強さに惚れ込んだ閑羽に譲りました。
しかし関羽亡きあとは、一切餌を拒否し、自ら息絶えました。

話しはそれますが、同じ様な習性を持つ鳥の話。
中米産でモズぐらいの大きさ。
頭に赤い冠のような飾りがあり大変美しいケツアールという鳥がいます。
この鳥は人間に捕えられてカゴに入れられると、一切餌を食べずに死んでゆくそうです。

そして紹介の一本は。

福島県 曙酒造(合) 天明「中取り弐号」会津坂下産 美山錦 
純米吟醸生酒おりがらみ本生 精米歩合55% アルコール分16度~17度  
720ml 1,490円(税別)


この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)