北海道日本清酒「千歳鶴」純米吟醸蔵出生
「うまい、本当に美味しい」
千歳鶴の純米吟醸蔵出生。千歳鶴の酒ミュージアム限定品ですから、手に入らないと思いますが、涙が出るほど旨いお酒と出会いました。
4合瓶全部なくなるのが勿体なくて、空気抜きして少し残してあります。
でも、今夜には無くなってしまうんですよね。「あ~」淋しいな…。
優しい吟醸香と、柔らかい無理のない味なんです。表現力が乏しくて、これ以上言葉がうかびません。
何なんでしょう。無駄がないと言えば分かってもらえるのかな、1杯目より、2杯目が美味しい、続けて3杯目。自然と流れ込むんです。
実は、千歳鶴のhpに、札幌酒造工場長で、日本清酒五代目杜氏の佐藤 和幸杜氏が素敵な言葉を書き連ねています。
仕込み水や、酒米の教訓的な話も実に素敵なのですが、最後の「おいしく飲んでいただくための提案」では、日本酒の愉しみを簡潔に語っています。
勝手に文章を掲載しましたが、千歳鶴の良さを知ってもらいたいが為にと、ご容赦下さい。
「おいしく飲んでいただくための提案」
『昔は居酒屋にいって「冷やください」って言ったらコップ酒が常温で出てきたもんですよ。でも今は違う。ギンギンに冷えたものを持ってくるようになった。
段々と日本酒を飲まなくなって、日本酒の飲み方を知らない人が増えていったってことがあると思いますけど、お店の人は冷蔵庫に入れることが一番のサービスだと思ってる。
でもあれは大間違いですからね。ギンギンに冷やすというのはおいしく飲むためのサービスじゃなく、保存するための技術ですから。
それからちゃんとした燗酒を出せる店も少なくなった。燗で味わえるのは日本酒ならではの愉しみ。
燗の温度によって風味が変わって、香りが活きたり、まろやかに飲みやすくなったりもします。
これからはそのあたりの啓蒙や提案も地道にしていきながら、日本酒の愉しさをより多くの方に伝えていきたいと思っています。』
その通りです。本当にその通りなんですね。日本酒って、色んな味わいで愉しめるんです。
この記事へのコメントはこちら