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ソガペールエ フィス「ジェイワン」ミヤマニシキ2011生

  

様々な付き合いから、皆さんご存知の経営コンサルタントの講演に出掛けました。

過ぎ去った昔を論じるのは、誰でもできます。
経営者もしくは重責を担っている方々の知りたい事は、近い将来の予測です。
しかし、肝心の予想図や先の展望に話題が移ると、意味不明で曖昧な表現を使い惑わします。
(記者会見で曖昧な答弁を繰り返す教育委員会のようです)

そして現場からのコンサルタント報告は「ワイン」について。
開口一番。
「昨日、出張から帰り、本日は休日の予定でした。しかし会社が講演会に行けと急に言いだし、断っておったのですが、是非にと言われ嫌々来ました」
不愉快極まるという発言で、文句を並べたてます。

見事な、上から目線です!
「甲府のワインメーカーに頼まれて講演会に行ってきましたが、私は言ってやりました。あなた達が造っているのはワインではない。本場フランスでは…。」
その内容はフランスこそワインの本場で、その素晴らしさは日本の比ではない。
等々と、日本のワインメーカーを馬鹿にした内容でした。
途中、会場を出て行く参加者が数名おり、私も立ち去りたくなりました。
非常に傲慢かつ勝手な説を並びたてます。
貧しい農民を虐める領主という絵が浮かんできて非常に不愉快でした。

地元のワイン製造者は黙ってこの話を聞いて、高い講演料を支払ったのかな~。

寅さんの、おいちゃんに言わせると「ろくなもんじゃねえよ」そんな輩達です。
だから(怒!)この手の講演会に来たくなかったんです。
残るは不快感ばかり。

日本酒を紹介するコーナーですが、時々ワインも嗜んでます。
購入基準が国産でキャップ式がベスト(最近増えてきましたね)。
価格は2,000円までの白ワインを豪快に飲み干します。
銘醸ワインとは違う飲み方で楽しんでいます。

国内の製造者は大変な努力をされ、少量で良いものが沢山生まれています。
岩手県「くずまきワイン」島根県「奥出雲ワイナリー」山形県「高畠ワイン」等、数え上げたらキリがありません。私は、これからも国産ワインを応援してゆきます。
ちなみに本日は大分県の「安心院ワイン」を楽しみました。

そんなワインメーカーが趣味的に希少量造り上げた「採算を無視した酒」
小布施は長野産美山錦のみをストイックに追及するブルゴーニュワイン的発想の蔵。

この酒は決して欧州文化に迎合する酒を造りたいのではなく、ワインと文化比較しながら、アイデンティティを持ち合わせた、あるべき姿を模索していくための材料。と発言。
う~ん、考え方がしっかりされてます。

4月は生酒、5月以降は湯煎瓶火入。
他の蔵元と何ら遜色のない立派な日本酒で、しっかりした造りに仕上がっています。

長野県 小布施
ソガペールエ フィス「ジェイワン」美山錦 2011 生
精米歩合59% アルコール分17%  720m? 1,500円


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