>自動翻訳機能について

岐阜県二木酒造「氷室(ひむろ)」大吟醸生酒

 

今年の5月、連休の時間を石川そして富山と、北陸の地で日本海の荒波をこの目で見定めさせてもらった。
その帰り、小松空港へ向かう途中で吉田酒造での言うに尽くせぬ感動の思いは、このブログでも書かせてもらった。

ただこの旅で、出来ることなら飛騨高山の白川郷まで足を延ばしたかったのが、心残りである。そして、もし出来るなら、今日この日に秋の匂い漂う、この日に、白川郷に足を踏み入れていたかったのが大きな願いである。

何を隠そう、本日。荻町白川八幡宮では10月14日~15日 荻町合掌造り集落南において「どぶろく祭り」が盛大に繰り広げられることになっているのである。

米の収穫も終わり、雪の舞い散る直前に、秋の喜びと家内安全そして山里の平和の祈りを込め「どぶろく」を奉納するのである。

神社境内で祭典神事が行われ、御神幸が終わる午後3時過ぎ、神社境内において、獅子舞の奉納の後、この年に仕込まれた「どぶろく」が振舞われるのである。その酒を「飲みて~え」。

「飲みて~な、どぶろく」きっと今日の3時ごろには蟻の子がたかるように人が集まって「うめ~」と喚起の雄叫びを白川郷に轟かせていることだろう。

「あ~、行きたい…。」

ところが、ところがである。天は見放しはしなかった。

一本の日本酒が舞い込んだ、飛騨高山の「氷室」大吟醸生酒である。生酒と聞いたら心が躍り、大吟醸なんぞは手鼻切って小躍りしそうである。

封を切ると同時に、思いは天に舞った。

「何て爽やかな、何て優しい香りなのだろう」酒という言葉で括られたくない、もっと芸術的な感動が心を捉える。広口のお猪口になみなみ注いで空気をツマミにまず含む。目を閉じれば、合掌造りの家々が瞼の奥に映像を映し出す。2杯、3杯と続きを楽しめば、喉越しの良さは飽きを感じさせない。

「いい酒である」

捨てる神あれば拾う神あり。どぶろくに勝る味わいを「氷室(ひむろ)」の旨味に拾われた感である。

窓を満開にして、冷たい風にあたって残った酒を酌むとしよう。

飛騨高山の冷気の感覚を「氷室」はきっと教えてくれる事だろう。

0

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)