落語界
落語界でも名前がやたらと変わります。
5代目古今亭志ん生は売れないという事で実に16回変えています。
落語家の林家正蔵という名跡は一時、林家彦六師匠が継いでいました。
彦六師匠も正蔵を継ぐまで、福よし→橘家二三蔵(二ツ目)→三代目三遊亭円楽(真打)→五代目蝶花楼馬楽。
そして昭和25年に八代目林家正蔵を名乗ります。
※正確には一時的に借りていたようです、生前林家正蔵の次期後継者、林家三平師匠には、その名を返すと何度も申し出ています。
しかし三平師匠はその都度「死ぬまで使って結構です」と返事をしているのですね。
そして昭和55年に林家三平没後「正蔵」を海老名家に返し林家彦六になります。
その名跡を林家こぶ平が継いだのです。
彦六師匠の立川談志に残したコメントがあります。
「談志君、落語の理論は、もの書きさんに任せておけばよろしい。噺家は百の理論より一つの噺をやって、ちょっとでも聴衆の胸の琴線に触れることのほうが、大切だよ」
ご存命なら、正蔵氏にどんな苦言を呈していたでしょう。
名前を変えるといえば、日本テレビで13:55分から毎日放送中の「ミヤネ屋」で、福島の原発事故で風評被害が出ている話題になり、宮根氏が「松尾さん、福島のもん何か買うてます?」と聞くと。
「買ってますよ~福島のお酒「飛露喜」は必ず」と答えてました。
思わず「何処で買っているんだ!教えろ~!」と局に電話をしようと真剣に思いました。
「十四代を通販で毎月定期購入していま~す」と言っているようなもんです。
そんな、松尾貴史も昔はキッチュと名乗ってました。しかし本名は岸邦浩で、松尾貴史も芸名だったのです。
私は「飛露喜」ではなく、廣木酒造と同じ地域、会津両沼地方の銘酒を紹介します。
(資)白井酒造「風が吹く」純米吟醸生酒 うすにごり・中取り 720ml 1、525円。
店頭にてお目に触れたら、是非お試しを。上手いですよ。
あ!AKB23枚目のシングル「風は吹いている」と混同しないで下さい。必ず酒屋で「風が吹く」を探して下さい。
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