山形県楯の川酒造子宝シリーズ
連続テレビ小説「おひさま」が順調です。
投書に「懐かしい時代と、礼儀正しい言葉使い、箸の持ち方、さらに食事中はやたらと喋らない。
まるで吉屋信子さんの世界を見ているようで、嬉しく青春時代を思い出しました。」
とありました。
吉屋さんの代表作は「花物語」「乙女手帖」から戦後は「女人家族」「安宅家の人々」など長く読まれてきました。
挿絵は中原淳一や松本かつぢ氏による最先端の洋服が描かれ、現在でも充分通じるセンスの良さがありました。
食事中に喋らない!。
昔は両親に良く叱られました!何を言っているのか分からないのと、やはり食事中は、静かにするもので、騒いだりしてはいけないし、膝を崩すなんてめっそうもない。
森光子さんが食事中のシ?ンでは、瞬間に片頬に口中のゴハンを寄せて、セリフを喋り易く工夫されてましたね。
そのタイミングはお見事でした。
最近お見かけしませんが、「放浪記」も延期され、お体如何でしょう?大変心配です。
「おひさま」では戦時中の話が多いのですが、私の小学校時代は「加藤隼戦闘隊」「海ゆかば」など軍歌をソラで歌える奴は、みんなから尊敬されたもんです。
戦記雑誌「丸」を回し読み、ゼロ戦・メッサーシュミット・グラマンとプラモデルに夢中になり(当時は高価でしたから、年に1回ほど買ってもらいました)しかし大人になって、戦争の醜さ、いばりちらす軍人の馬鹿さ加減を知りました。
関東大震災(1923)大正12年甘粕大尉ら憲兵隊が何の罪もない「近代思想」編集者の大杉と伊藤野枝、たまたま二人に連れられていた6歳の甥橘宗一ちゃんを虐殺した事件。
その後甘粕が軍法会議にかけられ、国士的な行為だと減刑運動がおこったそうです。
吉屋の母は新潟に住んでいた頃、大杉の家族と近所つきあいがあり、かわいい子ども時代を良く覚えていて、神近市子さんの日陰の茶屋事件では、新聞を見て大変驚き。
さらに虐殺された事で大変怒り「大杉のぼっちゃんを殺したような、悪い奴らのために何で署名なんかできるか!」と大変な剣幕だったそうです。
満州事変から日本軍人がやって来た事には、知れば知るほど恐ろしくなります。
戦争に関する事は次の世代に伝えていく使命がありますので、8月にも特集します。
そう言えば、私の親父も軍人で満州に出征してましたが、戦争中の話は避けてました。
今思えば残酷な経験をしてしまったんでしょうね。
想像するに辛くなります。
そして今、平和な時代に山形県楯の川酒造子宝シリーズ、珈琲リキュール720ml 1,550円。オンザロックで牛乳を足すと美味しいですよ。
他にもラ・フランス、もも・さくらんぼ、りんご、生とろヨーグルトと種類がいっぱいです。
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