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きき酒師の資格

  

日曜の朝、いかがお過ごしでしょうか。日々、お読み下さっている皆様に感謝しながら、はて?「きき酒師とは、どんな資格なのか?」について、少々ご説明したいと思います。

きき酒師とは、主に飲食店・酒販店等において日本酒の香りや味わいなどを分かりやすく説明したりお客様の好みや料理、その日の体調などを的確に捉え、最もマッチした日本酒を提供できるプロフェッショナルの事であります。
そうなのです。「プロフェッショナル」なのです。

当然の事ですが、このプロフェッショナルになるためには、試験があります。その内容をご説明いたします。

試験は4部構成になり、筆記①、筆記②、テイスティング、サービスに分かれます。勿論、試験前には講習会で学んでもらいます。

第1次筆記試験45分 ■飲食のプロを目指す者達へ■各商品の特性 ■様々な健康効果■アルコール飲料、飲料の基礎知識と効果的な分類方法 FBO全資格共通の内容になり、日本酒のみならず、全酒類に関して、またお茶、チーズ、シガーなどの知識も一部問われます。

第2次筆記試験90分 ■日本酒の原料 ■日本酒の醸造■日本酒の歴史 ■日本酒の表示方法■日本酒のセールスプロモーション きき酒師を名乗るならば、必ず知っていなければならない基礎知識が問われます。選択問題がほとんどで、一部記述も含まれます。

第3次テイスティング試験60分 ■日本酒のテイスティング 2・3種類の日本酒をテイスティング。最大の個性は何であるか?その個性の活かし方は?を主体とし、表現方法、セールスプランへの変換などが問われます。トレーニングで身に付けたきき酒能力を最大に発揮するのがこの試験です。

第4次サービス実技試験一人約5分 ■日本酒のサービス ひとりづつ試験官の前で、客席と想定したサービスを行います。身だしなみから、表情、そして好感度、ボトルを扱う技術、酒器の選択、ホストゲストへのサービス、旬の食材とのマッチング提案を行います。

これらの、試験に合格して「きき酒師の資格取得」となるのです。
どうですか、一つ挑戦してみては…。

連絡先:日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 http://www.sakejapan.com/


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