青森県三浦酒造「豊盃」純米大吟醸
杉酒店にて粋な会話を…。
「最近、熟成させたお酒が多いような気がしませんか?」
「そうですね、昔から有名な、菊姫は良い例です」
「山形の出羽桜も5年熟成など出してますものね」
「やはり温度管理がたやすくなったからでしょう」
「この前ジャスコに行ったら礒自慢がありましたよ。当然1.5倍掛けてましたが、店頭の温度管理が最悪でした。長谷川酒店だったら、あんな陳列絶対しないですよね」
「蔵元直では、そんな事はないですね。磯自慢は、特約店が長谷川さんですから」
「十四代の本丸が18、000円で売ってるんですよ、何と9倍掛け!」
「やはり酒は専門店で、ちゃんと温度管理して、しかも勝手にプレミア付けない店で購入して欲しいですね」
最近のスーパーに関して、ご主人とお嫁さんが出してくれたコーヒーを飲みながらの談義です。
売れない!安くなければ!何て言って、問屋やメーカーに圧迫営業を繰り返すから、良い商品が流通しなくなったんです。
商品を知らないバイヤーの何と多い事!
そんな商売を知らないお店はさておき、本物の酒は専門店で探しましょう。
前回ご紹介した純米吟醸・華思い100%から、今回は雄町です。
青森県三浦酒造「豊盃」雄町100% 純米大吟醸 210日生熟成 1.8リットル 3、800円
最近べたついた甘さが多いようですが、本来の控えめな甘さの雄町です。
飲んでいて安心できます。
吟醸香 ★★★☆☆
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★★
強い吟醸香はなく、料理の邪魔になりません。純米大吟醸で3、800円は満足です。
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