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后バー有楽(さきバーうらく)

 

銀座の街を歩いてみよう。

山野楽器でも覗くとするか。
4階に上がればお気に入りのギターが勢揃いである。
マーティンの美しいボディーラインにうっとりとしながら、D-45の190万円には目ん玉ぶっ飛び。
「こらゃ、買えね~」と尻まくってそそくさと退散。

仕方なく木村屋のアンパンでもかじろうかと店に入れば、ごった返しの大にぎわい。
土曜だから仕方ないとは思いながらも、小ちゃなアンパンに群がる人気は何なんだ。
ちょいと恥ずかしながら、歩きながらアンパン頬張ると「こりゃまた旨い」その理由納得。

さてと、これから先は行き付けの有楽町「東京交通会館」でも行って、物産展を冷やかし混じりに出張ってみるか。

そうこうしながら、気になる一軒この目に飛び込む。

交通会館地下一階。后バー有楽、カウンターだけの店が気にかかる。
それもそのはず、店の入り口には旭酒造「獺祭(だっさい)」の大暖簾。
しかも、入り口に並ぶ酒は日本酒だけ。

これは入らずに居らりょうか。
開店時間は、4時。この微妙な時間帯も気にかかる。
それに、中で立ち動く店主は、若き女性一人ではないか。

扉を押すのも軽やかに、「いらっしゃい」の声も繊細だ。

並ぶ酒は、「獺祭」「開運」「月の井」「鶴齢」「初緑」。しかし、「獺祭」だけでも10種類近くはあっただろうか。

まずは、獺祭の主力商品「磨き三割九分」を、「遠心分離機」でしぼってしまう、遠心分離三割九分。
酒質が綺麗に感じるその絶妙感。ムラを感じない出来映えは、最初に味わうには最高である。

そして、純米大吟醸、早槽。味わい深く、吟醸香も心の隅まで広がる喜び。
和らぎ水で、新たに口中をリフレッシュさせてから、空気と一緒に飲み込んでもらいたい。ふー、と天を仰ぐこと間違いなし。

しかも、この店。ワイングラスで酒を注ぐ。それがまた、お洒落な事。
内緒だが、この店毎日女将が変わる。月曜から土曜まで日替わり女将。

若き女性に注がれ、香り華やか、旨味に溺れ、今夜は帰れぬ交通会館。

さあ、あなたも、家にくすぶってる場合じゃないよ。有楽町までひとっ飛び。「まるでスーパーマンだね。」

おっと、ただ忘れちゃいけない。本日日曜日、后バー有楽はお休みである。

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