サトウハチロー
季節がすっかり秋めいてきました。
秋といえば、実りの季節ですが、寂しさや切なさもやってきます。
「ちいさい秋みつけた」の詩もそうですね。
サトウハチロー(1903-1973)詩人
14歳から酒の味を覚え、最高記録は28歳の時。
友人とビールの飲み比べをして、1晩で53本飲み干したという逸話が残ります。
父親から「神武以来の極道息子」と言わせた少年時代のハチロー氏は不良少年として、学校を転々として幾度も親から勘当を受けました。
それが、戦後には天皇陛下に拝謁を許されるほどの人気者になったのです。
戦前の日本なら到底考えられません。
戦前なら、作品の善悪よりも、その前に人物選考で落第したからです。
西條八十に師事して、「リンゴの唄」「ちいさい秋みつけた」「長崎の鐘」等、数多くの詩を残しています。
佐藤家では食事の最中にスポーツ番組などで、「君が代」が流れてくると、みんな「君が代だよ」と言って家族全員、しばし箸を置き、威厳を正して聞くのが家風であったと、息子の四朗氏が語っています。
信条は「天皇には忠、野球には通」が信条だったそうです。
福岡県井上合名会社「三井の寿」ひやおろし 秋純吟 720ml 1.365円。
イタリアの松茸といわれている茸、ポルチーニみたいに香り高い銘酒です。
ちょうどこの時期ピッタリのお酒です。
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