石川県菊姫(合)「菊姫」山廃仕込無ろ過呑切生原酒
「ゲゲゲの女房」が水木プロを設立して、悪魔くんのテレビ放映。
そしてゲゲゲの鬼太郎のアニメ放映決定、と苦しいトンネルの時代をやっと抜け出し、人ごとながら嬉しい時代に入って来ました。
ドラマの中で雑誌「ゼダ」のエピソードが出てきますが、ご存じ月刊誌「ガロ」の事です。
我が青春時代を思い出して、本当に懐かしくなりました。
表紙は白土三平氏のカムイ。
巻頭はもちろん白土三平、次に水木しげる、そして、つげ義春、滝田ゆうと続く名著でした。
他の大手出版社と紙質の違いが歴然としてまして、手触りは悪かったのです。
しかし、それが白土・水木・つげ・滝田各氏の世界観とマッチして不思議な空気感がありました。
そして本日驚きの発見。
ドラマの中でアシスタントの2人は、つげ義春と池上遼一だったそうです。
これには感動です、水木しげるとつげ義春が師弟関係だったとは!
さらに「ガロ」の中で同時掲載していたとは。
当時は東急ハンズもなく、スクリーントーンなんかありませんから、背景は全て手書きでした。
手を抜かず、ひたすら良い作品づくりに邁進していく姿は、涙が出てくるほど感動です。
嬉しくなったので、石川県菊姫(合)「山廃仕込無ろ過呑切生原酒」720ml 1800円を購入してきました。
無ろ過原酒と言っても、優しく力強い飲み口です。
ひたすら良いお酒造りが伝わってきます。
吟醸香 ★★★★☆
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★☆
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