小田原散策紀行「だるま料理店」
「春ですね」こんな日には、少し足を延ばして小田原の街を歩いてみませんか。一日楽しむ事ができる小田原散策紀行をご紹介します。
とは言いながらも、利き酒師の散策ですから、美味しいお店も紹介しますからご安心ください。
さて、スタートとしますか。その前に小田原駅の観光案内で行く場所の確認をして下さい。丁寧に地図の中に場所を書いてくれますからご安心を…。
小田原駅を降りると、まず最初に足を向けたいのが「守谷のパン」。なぜ最初にパン屋さんなのかと疑問に思われる方は行けば分かります。
お客の多い事。そしてアンパンが旨いこと。あんこがベッチャカ入っていて、その割には甘さ控え目で二個も食べれば満腹になる「守谷のパン」はお土産にご用意ください。
さて、昼食には少々早いのですが、店が混むといけないので「のれんと味のだるま」に向かいましょう。
小田原駅から7分ほど、大正14年に建築され、国の有形文化財に指定された老舗ですから行けばすぐに分かります。屋号は「だるま料理店」。
レトロな店内で注文するのは「天重」2、100円とお値段高めですが、海老に穴子、かき揚げに帆立、さらには相模湾の魚がビッチリですからお値段は贅沢に。刺身も注文しましたが、これはおまけの贅沢。
大衆的な天汁の濃い味が、浅草の大黒屋を思い出させます。ただ、あまり重たい味付けが苦手な方は、定食物の方が胃袋には優しいかもしれません。
お酒は控え目に、梅酒を注文。「まだ先がありますからね」。
満腹気分で、小田原のお堀周りを歩いてみましょうか。小田原の名物「梅干」を買われるのなら、箱根口の梅万資料館に立ち寄って下さい。
明治、大正とスッパイ梅の歴史を見ることが出来ます。そこらのスーパーで買う梅干より全然安いのでお買い得です。実は、「ふきのとう」タダでいただいたので、お礼の宣伝を。
そして、腹ごなしに小田原城をご覧下さい。
さて、次のコースは、マニアックな旅行気分に浸ってもらいましょうか。
小田原駅から大雄山線に乗車です。終点の大雄山で下車。駅前のバスで道了尊「最乗寺」に向かいます。
普段、心が腐ってしまっている生活環境を、森林浴と共に参道を散策しようじゃありませんか。老杉生い茂る中、霊気を感じることができれば仏の道に一歩近づく事が出来ます。
さて、心が癒されたら体のリフレッシュです。最乗寺から歩いて向かうは、素肌の湯「おんり~ゆ~」温泉浴と森林浴ふたつののんびりを心ゆくまで…。
露天風呂で「ゆっくりしましたか」。
「おんり~ゆ~」最後のバスは夕方6時30分乗り遅れないように、そして大雄山駅から小田原に戻ります。
そして楽しみは夕食へと向かいます。
そんな夕食メニューは…。「次回にしましょうか」
毎日のように見ていますよ。
なにしろ私も定年で暇をもてあましているのです。
小田原の続きを楽しみにしています。