>自動翻訳機能について

秋田県浅舞酒造「天の戸」亀の尾仕込 純米吟醸

 

酒米の極上品種と言われた「亀の尾」。戦前、新潟県の名酒を全国に流行させた後、病害虫に侵され姿を消しました。
しかし「幻の名酒を復活させたい」と伊豆善也氏が新潟農業試験場に出向き、保存されていた種子二百粒を入手。
七年がかりで収穫に成功しました。

亀の尾で酒を仕込んでいる蔵元は、 東北、北陸地方を中心に全国で三十三社だけです。

その亀の尾で仕込んだ浅舞酒造の「天の戸」。

かつて、米が今よりも貴重品の時代、酒造家の多くは米を小さく削れば喉越しのよい品格のある酒ができることをすでに知っていました。

ただ、ぜいたく品である酒のために米を削って米ぬかを増やすやり方に踏み切れるはずもなく憧れでしかありませんでした。
しかし、米が潤沢になりコンクール用にわずかに造られていた「磨いた米」の酒、吟醸酒がブームとなり磨いた米でなければできない吟醸香は飲み手を魅了したのです。

そのブームの後押しもあって香の高い酒を作る酵母の開発が成功し、「磨いた米」と職人技からしか出すことのできなかった吟醸香が身近なものになりました。

味のほうも味の多様性を持たせる麹菌が開発され、「味は麹から、香りは酵母から」が常識になったのです。

そんな、酒米の歴史を刻んだ「天の戸」は、現在の道を歩んでいます。

鑑評会の評価でも明治44年以来の初開催から、今回で97回を数える鑑評会(平成20酒造年度全国新酒鑑評会・第1部)で金賞を受賞。
2009年(平成21年)全国新酒鑑評会で金賞を受賞し、通算で九回目の受賞となりました。

酒の妙技に、絶妙な芸を堪能した思いです。

0

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)