新潟県宮尾酒造「〆張鶴(しめはりつる)」吟撰
まあ名前だけは知っていましたけど。このお酒、私の眼中に全くなかったんです。
今回のきっかけは、杉酒店でよく見かけるご夫婦。顔があえば「こんちは」程度の挨拶。
わたしはシャイ(人が何と言おうと)ですから、自から積極的に、話しかける事などできません。
冷蔵ケースの前に、私の右にご主人、そして奥さんと並び物色中。
ふいに奥さんが「この人日本酒が全く飲めなかったんですよ」と一言…。
「は?」私に話しかけてきたのかな?
「ええ、うちの人です」
「はあ」
「結婚する前、ろくな酒しか飲んでなかったので、美味しい日本酒をぜひ知ってもらおうと、最初に飲ませたのが、これなんです」
とちょうど私の目の前にあったお酒を指差したんです。
「え!これですか」
「ええ、そうです、これなら飲めるんですよ」
「そうですか?」
私は一般清酒(いわゆるテレビ清酒)の類と思ってましたので、寄席の紙切りで、リクエストに「闇夜のカラス」と言われたぐらいビックリ。
しかしここで、買わずにおくと男がすたれます、早速購入です。
飲んで「カアー!」落ち?
まろやかな口当たり!香りもおだやか、上品さを感じます。新潟県 宮尾酒造「〆張鶴(しめはりつる)」吟撰 720ml 1680円
今度会ったら、お礼を言わないと。
だけどシャイだから言えるかどうか?
吟醸香 ★★★☆☆
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★★
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