鎌倉の街と紫陽花の道、目指すは高級佃煮屋さん宗達
梅雨入りした東京も、足を一歩延ばせば、素敵な自然と緑に出会うことができます。
鎌倉の街と紫陽花の道、そして目指すは高級佃煮屋さん宗達-SOUTATU-鎌倉本店です。

江ノ電に乗って極楽寺で下車しましょう。
極楽寺に立ち寄って、その足で成就院(じょうじゅいん)に向かいます。駅から4~5分でしょうか。平日だというのに、向かう人の列は絶えません。
皆さんが歩く足並みに乗っかれば、嫌でも成就院に到着です。参道の両側に咲くアジサイの数々、遠く彼方には海の広がりが望めます。ため息が漏れるほどの美しさです。
そのまま、北鎌倉の明月院まで足を延ばしましょう。紫陽花寺とまで言われるそのアジサイの数は、何と約2、000株です。観光客は大型バスで入り口まで乗り付け、大繁盛です。
休みの日は、アジサイ見学コース20分・30分待ちとなるため待機場所まで準備。さすがに平日はそこまでの人ではないものの、決して少なくない賑わいです。
アジサイもお楽しみですが、目指すは高級佃煮屋さん宗達-SOUTATU-です。
なぜ、そんなに鎌倉まで行って、佃煮屋さんに行きたいかといえば、ここの建物の中にあるカフェで塩昆布とお酒が楽しめるという情報を得たのです。
鎌倉駅から少し離れた場所にお店があると聞いていたので、駅前で「吸い殻ポイ捨て禁止」の指導員さんに「塩昆布が有名なお店は?」と第一声です。
首を傾げること数十秒「はあ?」と3人のおじさん。全く知らない様子…。
なに、分からない…。何だか嫌な予感がします。
仕方なく、近くに小学校があると聞いていたので小学校まで足を延ばせば目に止まったのが交番。しかし、その交番も「パトロール中」益々嫌な予感。
こんな時には、鎌倉セレブに声を掛けるのが一番です。
「あの~、素敵なセレブの奥様。塩昆布のですね…。」声をかけると同時に「宗達さんね」と二言返事。さすがにセレブ。
「そこの信号を曲がって…。でも今日水曜日でしょ。お休みよ」………。
鎌倉の空を見上げると雨が上がっています。でも、僕の目元から一滴の雨の滴が「そんな~。」嫌な予感的中。
最高の食材と最高の場所で最高のものを作る宗達。建物内部では写真撮影不可。一度食べると病み付きになる塩昆布も「休業では」…。

こだわりの利き酒師。調査不足に、心から「反省!」
帰りに立ち寄った鎌倉駅前の「日本料理 仲の坂」さん。生しらすと金目の煮付け美味しかったです。
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