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6月6日は新政の日

  

さあ、知ってか知らずか6月6日は新政の日だそうだ。もう、過ぎた日の事だがご勘弁願いたい。

新政酒造と言えば、秋田の名品「新政」である。6号酵母だけで醸されているので、瓶のラベルには「6」と書かれている。であるから新政シックスと呼ばれる所以と思っているのだが、もしも間違えていたら「ごめんちゃい」。

随分いい加減だと思われるだろうが、それは仕方がない、本来いい加減な性格なので…。

そこで新政だが、自社の蔵で発祥した「6号酵母」を使用している。しかも秋田県産米だけを使い、生酛酒母による純米造りで勝負をかけている。

味わいは独特な、甘みと酸味、癖になる味は一言では言い表せない。最初飲んだ時は口の中に残る酸味が何とも微妙な味わいだったが、これがこれ癖になる。

その酒だが、「6月6日」を記念日として、限定酒となるNo.6 A-typeが醸されている。なかなか手に入りづらいと思うが、それは日頃の付き合いで多少だが口にする事ができた。

新政8代目蔵元、佐藤祐輔氏だが、東京でジャーナリストをしていた。日本酒に魅せられ、2007年に蔵に戻り、添加物をいっさい用いず、木桶仕込みという伝統製法の方法にこだわり、酒好きにはたまらない酒となった。

そんな試みに、絶賛する人は数多くいる。しかし、初めて飲まれる人には少々荷が重い味となる。これも嗜好品なので仕方のない事だが、この手の酒を醸す酒蔵があることに称賛を送りたい。


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